■カリキュラム − 第3講座 コストのマネジメント

 

 講義 : 2008年 7月3日(木)、7月10日(木)、7月17日(木)
 時間 : 1時限目18:00-19:15   2時限目19:30-20:45

コスト・マネジメントのスキルアップのための講座である。「コスト・マネジメント」は、 プロジェクトの予算を作成し、その予算どおりプロジェクトを完了させるために、いかにプロジェクトを運営していくかというマネジメントである。コスト・マネジメントには、各建設段階での予算の策定と予測、代替案のコスト評価、予算の効果的適用、進捗に伴う予算と実行額の差異の監視、支払管理などプロジェクトを通したコストにかかわる項目が含まれる。コスト・マネジメントは、コスト削減自体を意図するものではない。しかしながら、他のマネジメント要素と結びつけて十分に計画することで、コスト削減の機会を得る可能性を高めることができる。
本講座では、建設工事というプロジェクトでのコスト・マネジメントの概要を解説し、コスト・プランニングをキー・ワードとして、実践におけるコストの扱い方を学ぶ場と位置づけている。
@ コスト・マネジメントの基礎知識 岡 正信 コスト・マネジメントの基本的な考え方を改めて解説し、コスト削減と同義ではないことの確認をする。
また、第E回の課題を提示する。
A VE理論とコスト・プランニング 佐藤隆良 VEとは、最低の総コストで、必要な機能を確実に達成するため、組織的に、製品、またはサービスの機能の研究を行う方法である。ここではその基本と手法について実例を交えて説明する。 入札VE等の適用例の解説ではない。
加えて、コスト・プランニングにおけるVEの効果的な活用方法を解説する。
B 工事費の時系列的なコスト・プランニング (1) 生島宣幸 工事費のコスト・マネジメントを行う場合、CMrは、時系列に沿って工費を概算あるいは精算することになる。基本計画段階から工事完了まで、段階に応じた工事費の算出方法、確認方法、分析方法を実例、手法を交えながら時系列的に説明する。特に、プロジェクト早期段階におけるコスト・プランニングの中核である概算に焦点を当てる。
C 工事費の時系列的なコスト・プランニング (2) 生島宣幸 第B回講義で時系列、特に基本計画段階の概算を中心に講義をおこなったが、実施設計段階での工事費を考える基礎的な知識として、積算事務所が行っている見積作業の知識を持つ必要がある。特に、官庁工事の見積などについては、考え方が民間と異なることを認識しておく必要がある。この講義では、このような工事費を見積もる際の技術などを解説する。
D VE Workshop 佐藤隆良 第A回講義を踏まえて、例題を考えるVE Work Shop を開催する。
E 課題検討会 岡 正信
佐藤隆良
生島宣幸
第A回講義で提示した課題の発表と質疑応答を行う。
◆特別講義
この講座を受講される方は、上記講義の他に特別講義を1つ選択して受講して下さい。


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