■カリキュラム − 第7講座 設計から施工までのマネジメント技術(1)
| 講義 | : 2009年 1月15日(木)、1月22日(木)、1月29日(木) |
| 時間 | : 1時限目18:00-19:15 2時限目19:30-20:45 |
| 第1から第6講座においては、CMrが具備すべき知識を、リスク、調達、コスト等のテーマを切り口として取り扱っている。これに対し第7、8講座においては、プロジェクトの時系列展開に即してマネジメント上の重要テーマを取り扱う。 具体的には、下記の観点から講座を編成した。 @背景的知識:時系列でのマネジメントを組立てる上で前提となるが、必ずしも十分な理解がされていない事項 ・各段階での意思決定の現状、設計・監理の制度的側面、CMrと工事監理者の役割分担 Aプロジェクトの価値を高める上でCMrに対する期待の大きい事項 ・コミッショニング、VE案の適用、デザインレビュー B各段階でのマネジメント上の重要事項 ・設計段階、工事準備段階、工事遂行段階、竣工・引渡及び引渡し後 Cその他プロジェクトに関与する人間に関する事項 ・設計者の人間的側面(モティベーションマネジメント)、労働安全衛生管理 個々の講義は単独でもまとまった知識を提供出来るよう企画されているが、基本的に第7、8講座を一貫して受講される事を前提としている。 |
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| @ | 各段階での意思決定と伴う設計行為の現状認識 | 中分 毅 | モノ決めやディテールの決定、モックアップの作成など、設計行為のかなりの部分が現場段階に持ち越されるのが実情である。現場に入ってからの設計変更も不可避といえる。さらにこの段階では工事監理者としての立場が設計者に加わるのが一般的であるから、情報の流れや意思決定が錯綜しがちである。また、工事段階でのモノ決めや変更のコスト・スケジュールインパクトは大きい。ここではこの様な工事段階での設計行為の状況を整理・解説した上で、CMrの適切な関与のあり方を述べる。 |
| A | 設計・監理の制度的側面 | 平野吉信 | デザインプロセスマネジメントの任に当たるCMrが有すべき設計監理の制度的側面いついて述べる。制度の根幹である建築士法およびその実務的展開である建設省告1206、報酬・契約を解説する。併せて設計監理者の類型、設計監理者の諸団体とその主張にも触れ、設計監理者に関する適切な認識を醸成するのが狙いである。 |
| B | CMrと工事監理者の役割分担 | 肥田景明 | CMrの業務と工事監理者の業務に発注者にとって重複と見られる部分が存在することは否めない。ここでは、プロジェクト推進体制における両者の位置づけ役割を解説し、両者の役割分担に関する適切な理解を促すことを狙いとする。特に工事監理者とCMrの役割分担については突っ込んだ解説を予定している。 |
| C | コミッショニング | 泉山浩郎 | 欧米で始まったコミッショニング(Cx)は、建物に対する発注者の要求品質を実現するためのプロセスである。同様の手法であるCM/PM、ISO9000sなどと比較することでその特徴を明らかにする。建設関連団体で行った欧米調査の最新情報や国内の実情も含め、Cxを正しく理解してもらう。 |
| D | VE案の適用 | 柏原忠茂 | 多くのプロジェクトにおいて、コストオーバランが発生しているといえる。この様な事態への対処としてVE検討に対する期待が大きい。他方VEと単なるコストダウンの間には曖昧な領域があることから、設計VE、入札VE、施工VEなどの実施にあたっては事前の慎重な配慮が必要となる。ここでは、CMrとして理解しておくべきVEの実践的側面に焦点をあてる。 |
| E | 設計者の人間的側面 | 中分 毅 | プロジェクトの成否はそれに参加する人間による部分が大きく、マネジメントにおいても看過することの出来ない部分である。ここではそれを代表するものとして、設計者のモチベーションマネジメントを取り上げる。 |
| ◆特別講義 | |||
| この講座を受講される方は、上記講義の他に特別講義を1つ選択して受講して下さい。 | |||
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