メルマガ担当より
今回ご紹介するプロジェクトを担当された明豊ファシリティワークス株式会社の米山様にひとことお言葉を頂きました!
Q:【小学校3校の同時整備を推進するアジャイル型の横串しマネジメント】というトピックがとても印象的ですが、アジャイル型マネジメントの利点が今回のプロジェクト特性が合致した点などをお聞かせいただけますでしょうか。
A: 発注者が望む品質の平準化と、異なる設計者の個性をそれぞれに満たしながら3校を同時に進行するプロジェクトでした。
アジャイル型の横串マネジメントを実現する為に、CMRとして特に意識したことは、瞬発力に加えて、それを担保する「柔軟性」だったとも言えるかと思います。“適切な指定”と“適度な余白”のある仕様書を準備して起点とすること、各校ごとに配置された発注者側の担当者や各設計者と一緒に柔軟な対応力で進めていくこと、全員が納得感を持ちながら同じ目標を共有していることなど、各フェーズにおいて柔軟に変化しながら対応していきました。
発注者側の人的補完と技術的補完を目的としたCM方式の導入でしたが、3設計者との円滑なコミュニケーションを軸に支援し、今後の礎となる要求仕様書の作成に加え、横並びの品質確保と平準化に対しては大きく貢献したと発注者から評価していただきました。
アジャイル型マネジメントは、どのようなプロジェクトでも必要なことではあると思いますが、本プロジェクトのように同時並行で複数の計画が進行する場合はより意識的に行う必要があると思います、特に設計段階において有効に機能すると考えます。
米山様、丁寧な、ご回答ありがとうございました!
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