メルマガ担当より
プロジェクトをご担当された株式会社山下PMCの諸山様より一言頂きました!
Q: MICE、ホテル、放送局 と異なる事業の建設プロジェクトCMと全体総括CMを同じ社内のチームで進めていくことは、同じ社内だからこそ意図調整が困難なことも多かったと思います。とくに総括CMrの方が意識したことなどはございますか。
A:ご指摘の通り、同じ社内だからこそ気を付けないといけない事も多くありました。
特に意識した事は、社内の別チームと共有して良い情報と共有してはいけない情報の整理です。
情報共有の可否を都度確認していたら膨大な手間がかかる為、情報共有は下記のルールに基づいて行いました。
・社内でファイアウォールを設け共有不可の情報はお互いに見えない様にする
・情報共有を行ってもお互いに不利益が無いものは積極的に情報共有する
→共有可能な情報:法的整理、設計条件、公開情報
→共有不可な情報:契約関連の情報、収支関連情報 等
・共有不可な情報のうち、各チームが合意形成に必要と判断した情報は、
・各事業者に了解を取った上で別チームに情報共有する
また、各事業者が集まる会議の場で1から議論を行うのではなく、事前に各チームのCMrが各事業者の立場・意見を想定したシミュレーションを行った案を提示することを徹底しました。
社内でもファイヤーウォールで共有不可の情報を取り決めるというのは、このプロジェクトでは情報共有マネジメントがいかに重要かが伝わります。諸山様、貴重な情報を含めた、ご回答ありがとうございました!
次回メルマガからは、2023年度のCM選奨の紹介を予定しております!
こうご期待ください!
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