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メルマガ担当より
プロジェクトをご担当された株式会社三菱地所設計の押田彩夏様からコメントを頂きました。
Question:
本プロジェクトでは、民間事業者5社による共同開発という枠組みの中で、用途や所有区分の異なる多数の関係者が関わり、全体共用部と専有部が複雑に絡み合う計画となっていました。
こうした状況下で、コンソーシアム全体の信頼を得る「公平・公正」なマネジメントを継続するために、CMRとして特に重視した情報整理や意思決定支援の考え方、印象に残っている具体的な調整局面があれば教えてください。
Answer:
本プロジェクトは、区分所有建物かつ複合用途施設であったことから、コンソーシアムの意思決定機関であるコンソーシアム定例、総合定例、設計定例の他に、用途ごとの分科会が多数設定されていました。
分科会には各用途の関係者のみが出席していたため、全体共用部に影響を及ぼす課題が、分科会にて議題にあがる場合が多々ありました。
CMRはPJ全体の動きを把握し、抜け漏れなく情報管理するため、全会議に出席しモニタリングを実施しています。
全体共用部に関係する分科会の議題については、CMRが課題を抽出し、設計定例で関係者全体へ情報共有することで、全員が議論に参加できるよう工夫を行いました。
定例会議以外にも、適宜CM個別打合せを設定し、各社の懸念に丁寧に対応したことが、コンソーシアムからの信頼につながったと感じています。
このプロジェクトを通して、大規模かつ複雑な共同開発事業において、CMが担う情報統合と合意形成の重要性を改めて感じました。
今回のお話も、メルマガ読者の皆様にとって新しい気づきになるのではないでしょうか。
押田様、ありがとうございました!
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