日本CM協会の創立25周年に際して
日本CM協会 会長 吉田 敏明
日本CM協会は、会員の皆様のご理解とご協力により今年度で創立25周年を迎えることができました。また私事ですが先の臨時理事会を経て2期目の会長に就任させて頂き、記念すべき日本CM協会の四半世紀を内外に向けて広報していく予定です。
さしあたり今年度の定時総会は、機関誌の本号で特集して頂いている通りマネジメントフォーラムを組み合わせて内容を一新しました。積極的な会員交流や情報共有の機会、日本CM協会の存在や活動を発信する機会とすることを目指して、CM選奨企画委員会等の各委員会、更に国土交通省および建設マネジメントの各関連団体の協力を得て、一連の行事を無事に終えることができました。会員の有無を問わず参加して頂いた皆様、企画・運営に尽力して頂いた皆様には心よりの御礼を申し上げます。初めての試みで至らぬ点もありましたが、一定の満足度評価も得られましたので、来年度以降の継続を期待して頂けますと幸甚です。
創立25周年に際して中長期計画(2026~2035)を策定しました。昨今の建設業界を取り巻く不確実・不透明な状況において、建設事業における発注者のマネジメント業務は多様化・複雑化しています。CMにもプロセスの透明性や説明責任の確保に留まらない一層の高度化・専門化が求められ、社会課題への取り組みに向けた期待も高まっています。
この様な日本CM協会が置かれている環境の変化を踏まえて、中長期計画は「過去10年の普及・発展を継続しつつ、今後10年の更なる多様化・高度化」を基本方針に掲げて、計数目標・対象顧客・業務領域・協会会員・資格制度・継続教育・組織体制等で構成しています。会員の皆様に向けた公開は近々オンライン配信等で実施しますので、ホームページでご確認下さい。
中長期計画の実現に向けて組織体制の一部を見直しました。会長直属の企画戦略委員会を昨年度に設立しましたが、早々に前述の定時総会とマネジメントフォーラムの企画・運営を遂行し、今後は中長期計画の具体的な施策の立案・推進に取り組みます。また昨年度まで調査・研究グループに所属していた国際委員会を国際連携委員会に改称して会長直属としました。国際委員会で担っていたセミナー等の企画・運営をCMAJフォーラム委員会に移管し、海外の各関連団体との連携のあり方の検討から始動しています。
今後も日本CM協会の基本理念である「社会に信頼される健全なCMの全国への普及・発展」に取り組みますので、引き続きのご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。