CMアソシエイト通信【Vol.8号】

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            CMアソシエイト通信 Vol.8 ―2020/9/29 配信―   

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〇新着トピックス

1) 国土交通省 『地方公共団体におけるピュア型CM方式活用ガイドライン』を公表!!

2020年9月9日、国土交通省・不動産・建設経済局建設業課より、『地方公共団体におけるピュア型CM方式活用ガイドライン』が公表されました。今後の益々のCM方式の活用が期待されます。

『2018年から、発注者体制の補完手法の一つとしてCM方式の活用を図るうえで利用しやすい仕組みの創設に向け、計8回の検討会が行われていました。本ガイドラインは、検討会を経て、CM方式を地方公共団体で活用する際の参考となるよう整理されたものです。』(国交省発表より一部中略・抜粋)

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2) 日本コンストラクション・マネジメント協会 川原会長 インタビュー

    本協会 川原 秀仁 会長

Q1 CMを取り巻く環境の変化をどう感じていますか?

CMは今後大きく普及していくと考えています。国交省もその普及を見すえ、先日「地方公共団体におけるピュア型CM方式活用ガイドライン」を発行しました。 民間では2000件以上、公共でも250件以上のプロジェクトがCMにより推進されていると認識しています。今後は建築生産のサプライチェーンの中で不可欠の存在になると確信しています。

Q2 それをふまえ、CMにどのような変化が期待されていると考えていますか?

発注者主導型のプロジェクトを創り出せる存在が求められています。モニタリングや監修という立場では本来のマネジメントはできません。プロジェクトの骨格を組み立て、推進できる機能がより一層求められてきます。その事業を通じて、発注者、受注者、社会それぞれに付加価値を提供する「三方よし」を追求する姿勢が大切です。 

Q3 ご自身が経験されたプロジェクトで、クライアントの真のニーズをどのように感じたかなどのエピソードをお聞かせください。

製薬会社、メディア、情報通信などの企業の案件の際、共通して「事業の成り立ちから完成まで」の手厚いサービスをして欲しいという意識を相当強く感じました。暗中模索でしたがそこが真のニーズだと判断し、必死に取り組んだことを思い出します。その時の経験が今につながっていると考えています。

Q4 全国のCMアソシエイトの皆さんにメッセージをお願いします。

民間では建築生産の新しいサプライチェーンへの要望がさらに拡大すると考えます。地方自治体では次の償還期間に向け様々な検討がなされています。それらの事業はいずれも複雑ですので、道を誤らないために共に考える存在であるCMを活用するというような考えを知っていただきたいと考えます。 発注者の味方であるCMが不可欠の存在となるという大きな流れを、CM協会活動やCMアソシエイト通信などから、みなさんぜひ感じ取ってください。

※会長就任に際しての主要業界紙2紙インタビューはこちらからお読みいただけます。

3) 認定コンストラクション・マネジャー試験を実施しました

「CM方式」の担い手であるコンストラクション・マネジャーを認定する資格試験を、9月13日(日)に、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の5カ所で実施いたしました。受験者数は、過去最多数の517名となり、受験者、資格登録者、ともに年々増加しています。合格発表は10月23日です。

試験実施について←詳しくはこちら

認定CM資格について←詳しくはこちら

4) 選奨トピックス  『熊本城復旧基本計画CM業務』

震災による甚大な被災状況をまえに、CMRが熟慮し、創意工夫してマネジメントしたプロジェクトです。多くの専門家の意見を集約し、20年間に及ぶ全体工期計画を立案するなど、CMRが果たすべき役割が示されています。   

本件では、各工区の工種・工区を地理情報(GIS)に紐づけて、各年度ごとの工事状況・公開範囲を図示化することで”状況の見える化”をしています。工事錯綜箇所と動線集中部分を把握し、年度予定工事を図示することで、発注メニュー出しと予算割り付け補正のシュミレーションをしやすくしています。昨今、建築業界・建設業における、IOTやAIの活用が言われる中、ひとつの事例として興味深く感じており、紹介させて頂きます。

詳しくはこちらからご覧いただけます↓

https://cmaj.org/images/announcement/19-sensyou/2019/digest/10_digest.pdf

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〇現在ご案内中のイベント

~人×街×賑わい:コネクテッド~ 『発注者の立場から見た事業戦略』

☆9/29(火)9:00~事前登録開始!
☆10/14(水)18:30~開催!(Web配信開始)

申込は、Peatixによる申込システムを試行させていただきます。アカウントをお持ちでない場合は、。https://peatix.com/signupよりアカウント作成の上、お申込みをお願いいたします。

お申込み・詳しくはこちらから↓
https://peatix.com/event/1631510

※視聴に際しては、WebexによるWEB配信を予定しており、Cisco Webex Meetingsのアプリの事前ダウンロードと、動作確認が必要となります。

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皆様、こんにちは。CMアソシエイトメルマガ配信担当です。

9月の季語は二百十日、野分の候、等とも言いますね。この頃はちょうど台風だけでなく稲穂が実る季節であることから、このような言葉が生まれたようです。大過なく皆様が過ごされることを心から祈念致しますとともに、また、美味しい新米を毎年提供して下さる農家の方々に感謝致します。来月も宜しくお願い致します。

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