メルマガ担当より
プロジェクトをご担当された関西大学 環境都市工学部 建築学科 都市設計研究室の田中彩英子様からコメントを頂きました。
Question:
2024年度は田中様をはじめとする数名の学生が主体となってCMRを務め、イベントというハードとソフト両面の空間づくりをマネジメントされました。
関係者の進むべき方向に対する意識を統一させるために様々な調整を行う点は施設のCM業務と同じですが、CMRとして特に意識したことや、プロジェクトが終わって感じたことがあれば教えてください
Answer:
「ナツフェス」は、120年以上続いた「八鹿夏まつり」に代わる、新たな地域の祭りとして位置づけられています。このイベントを今後も継続し、地域の祭りに育てるためには、世代をこえた住民の参画が不可欠であると考えました。
そこで2024年度は、来場した子どもたちとともに小路を彩るワークショップを実施しました。住民参加型のワークショップとし、イベント当日に小路のデザインを完成させることで、参加した子どもたちに「自分たちもイベントづくりに関わった」という意識を持ってもらいたいと考えました。
また、小路のデザインには汎用資材を使用し、学生のみで施工できるつくり方とすることで、将来的に住民自身がデザイン・施工できる仕組みを意識しました。
CMRとしては、空間づくりの調整にとどまらず、人とまちとの関係を築くプロセスを重視しました。
今回のCM選奨応募を通じて、「CMとは何か」、そしてその可能性を考える機会となりました。
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